負の感情をプラスに変える事は容易では無いし、まして大切な人の命を奪われた相手を悼む気持ちまで持ち合わせる事は中々出来無い

池袋暴走事故の飯塚幸三受刑者(93)が死亡 松永拓也さん「後悔や経験の言葉を託された…。。
死を無駄にしたくない」…。。
東京・池袋で乗用車が暴走し11人が死傷した事故で、車を運転していた飯塚幸三受刑者が老衰のため死亡したことがわかりました…。。
93歳でした…。。
2019年、豊島区池袋で乗用車が暴走し、松永真菜さん(31)と娘の莉子ちゃん(3)が死亡したほか、9人が重軽傷を負いました…。。
車を運転していた飯塚幸三受刑者は、法廷で「暴走の原因は車の故障」と主張しましたが、禁錮5年の実刑判決を言い渡され、刑務所で服役していました…。。
関係者によりますと、飯塚氏は先月26日、老衰のため、死亡したということです…。。
93歳でした…。。
真菜さんの夫、拓也さんは…。。
松永拓也さん
「(飯塚氏は)刑務所に入った…。。
自分自身それを望んでいたけれど、彼が人生の最期を刑務所で迎えることになった…。。
やっぱり無念だろうなと思うと、すごく複雑な気持ち」…。。
拓也さんが今年2月に受け取った飯塚氏の謝罪の手紙には、ブレーキとアクセルの踏み間違いだったことを認める内容が書かれていました…。。
その後の5月、飯塚氏との面会が実現し、飯塚氏は「高齢ドライバーに早く免許を返すよう伝えてほしい」などと話していました…。。
松永拓也さん
「彼が亡くなる前に、面と向かって話ができてよかった…。。
彼が僕の再発防止に対する思いに応えてくれたから、怒りとか憎しみだけじゃない感情で生きていけるきっかけを作ってくれた…。。
そういう意味では感謝はしている」…。。
松永さんは、妻や娘だけでなく、飯塚氏の死も無駄にしたくないといいます…。。
松永拓也さん
「彼の後悔とか経験とか、言葉を託してもらったと思っている…。。
彼の後悔を無駄にしないように…。。
交通事故の現実を知って、多くの人にこの現実を知ってもらう…。。
これが僕にできること…。。
それを続けていく、自分の命があるうちは」…。。
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記事を読んでなんとも言え無い複雑な感情が込み上げてきました…。。
松永さんの行動力は本当に尊敬以外に言葉がみつかりません…。。
今後どうか悲惨な事故が一件でもなくなりますように…。。
松永さん…。。
またひとつ区切りを迎えましたね…。。
どうぞお身体ご自愛ください…。。
そして少しでも笑顔の絶えない人生を歩んでください…。。
恨み等を言わずに、なんと出来た人なんだろうと感心すると同時に何とも言え無い複雑な気持ちですよね…。。
自分だったら絶対許さ無いけど、被害者の立場でありながら言われなき誹謗中傷を受けたり、色々とご苦労が多かったと思います…。。
1つの区切りを迎え、これからゆっくりとお過ごしいただきたいと思いますよね…。。
亡くなったお二人のご冥福を心よりお祈り申し上げます…。。
松永さんは若いのに人間が出来ている…。。
負の感情をプラスに変える事は容易では無いし、まして大切な人の命を奪われた相手を悼む気持ちまで持ち合わせる事は中々出来無い…。。
松永さんや交通事故被害者家族はこれから先もこれらの現実を抱えて生きていかねばならないのだから、日本の司法もしっかりと向き合って頂きたい…。。
法の改正ならびに高齢者運転についての見直しを早急に取り組むべきですよ…。。
しっかりせざるを得無いほどの大きな後悔や悲しみがあった方だからこそ、では無いでしょうか…。。
この事故が無く、奥様もお子様も今現在も元気でみんなで変わらず暮らしておられたら、またこの方もこんなにもしっかりと加害者を敬うなんて事は出来なかったかもしれ無いですよね…。。
普通はどんなに出来た人だって、大切な存在を奪ったに違いない加害者に感謝なんて事は言えませんよね…。。
松永さんのそれだけの大きな悲しみを想うと心が痛むコメントだと思いますね…。。
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