日本としてはヨーロッパと足並みを揃え、「当事者不在の合意は認めない」と強く主張する必要があると思います

プーチン氏「外交的勝利」の見方、大幅譲歩なく時間稼ぎに成功…トランプ氏は関税発動に触れず…。❗️

 【アンカレジ(米アラスカ州)=淵上隆悠】米アラスカ州アンカレジで15日に行われた米露首脳会談後の共同記者会見では、米国のトランプ大統領、ロシアのプーチン大統領が共に良好な関係をアピールした…。。❗️

ロシア側がウクライナ侵略を巡って大幅な譲歩をした可能性は低く、プーチン氏にとって「外交的勝利」との見方が強まっている…。。❗️
 プーチン氏は共同記者会見で、近年の米露関係の悪化を認めた上で、「今日の『合意』がウクライナ問題の解決だけでなく、ロシアと米国の実務的な関係の修復の出発点となることを期待する」と述べた…。。❗️

「合意」の具体的な中身は不明だが、トランプ氏と関係改善の認識を共有したとみられる…。。❗️

 ウクライナ侵略開始以降、ロシアは約3年半にわたり、国際的な孤立を深めてきた…。。❗️

プーチン氏自身も戦争犯罪の容疑で、国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出されている…。。❗️

 だが、この日は停戦実現という手柄を急ぐトランプ氏に招かれる形で約10年ぶりに訪米を実現…。。❗️

トランプ氏と並んだ共同記者会見では、ウクライナ侵略につながった「根本原因」を除去する必要性を訴え、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)非加盟などの要求に変化がない姿勢を改めて示した…。。❗️

 一方、プーチン氏はトランプ氏の自尊心をくすぐった…。。❗️

記者会見では、「もし私が大統領だったなら、ウクライナの戦争は起こらなかっただろう」というトランプ氏の過去の発言に触れ、「私はその通りだと確信している」と持ち上げた…。。❗️
 トランプ氏は直後の米FOXニュースのインタビューで「『あなたが大統領だったら起きなかった』とプーチン氏が言うのを聞いてうれしかった」「会談は10点満点だった」などと応じた…。。❗️

 トランプ氏は停戦に応じないプーチン氏に不満を示し、ロシアを標的とした「2次関税」の発動を示唆していたが、記者会見では触れなかった…。。❗️

双方、2回目の対面会談に前向きで、プーチン氏にとっては、戦闘停止で大幅な譲歩を示すことなく、制裁を当面回避する時間稼ぎにも成功した…。。❗️

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やはりトランプ大統領はプーチン大統領の術中にはまり、たいした成果も出せなかったですね…。。⁉️

自身も最初から自信が無かったから、ウクライナ問題とは関係無い米露間の経済協力についてまで議題として用意していたくらいですからね…。。⁉️

ウクライナ問題について具体的な成果を出せず、露に対しての制裁も課すことも出来なかったのでは何の為の会談だったんでしょうね…。。⁉️

つまり「何のための会談か⁉️」と問えば、プーチン大統領にとっては時間稼ぎと国際的イメージ回復、トランプ大統領にとっては自分の自尊心を満たすため、というのが実態だったように思えます…。。‼️

逆に言えば、トランプ大統領は国内向けに“成果を演出する”ことが目的だったのかもしれませんね…。。⁉

あなたは、この会談は次の米大統領選に向けた“パフォーマンス”の色が強いと思いますか⁉️それとも本気で停戦を狙ったと感じますか…。。⁉️

BBCによると、会談後のインタビューでは、トランプ大統領は「おそらくかなり近いうちに会うだろうと」とプーチン大統領側に伝え、それを聞いたプーチン大統領は「次はモスクワで」と言ったとあります…。。‼️

しかし、その2回目の会談にゼレンスキーが招かれる内容は含まれておらず、また2人で会談を行うつもりなのでしょう…。。⁉️

この2人が、万が一お互いの利益で合意し、ウクライナの意図せぬ方向で戦争終結を迫り、万が一一方的な方法で終結となれば、その方法が他国への侵略にも適用可能ということとなり、ヨーロッパ諸国も黙ってはいないでしょう…。。‼️

そして、その、他国には、日本も含まれるのですよ…。。‼️

つまり、トランプ大統領が次回も「プーチン大統領と2人だけ」で会うなら、それは“停戦交渉”ではなく“米露の利害調整ショー”になりかねませんね…。。⁉️

この点、日本としてはヨーロッパと足並みを揃え、「当事者不在の合意は認めない」と強く主張する必要があると思いますね…。。‼️

プーチン大統領には、国際刑事裁判所から戦争犯罪容疑で逮捕状が出ています…。。‼️

しかし、トランプ大統領はそれを無視して歓迎しました…。。⁉️

この対応がもう、プーチン大統領の勝利ですよね…。。‼️

なおここ数年で、プーチン大統領に一番都合が悪かったのは、トランプ大統領が大統領戦で負けることでした…。。‼️

トランプ大統領が二度目の大統領になった時点で乾杯していたでしょうね…。。‼️

またご指摘の通り、プーチン大統領にとって最悪の展開は 「トランプ大統領が選挙に敗れ、対露強硬派が米大統領になること」 でした…。。‼️

バイデン政権が継続していたら、
軍事支援の継続…。。‼️

制裁の強化…。。‼️

NATOの結束…。。‼️

が続くため、ロシアには長期的に不利でしたからね…。。‼️

逆に、トランプ大統領が戻ってきた瞬間、

「アメリカはロシアとの関係修復を志向している」と見せられる

ICC逮捕状の無力化…。。‼️

ウクライナの頭越しの“ディール”の可能性…。。‼️

という、ロシアにとって都合の良い環境が一気に整いましたからね…。。‼️

プーチン大統領が本当に“乾杯した”としても不思議ではないですね…。。‼️

ここから先が問題で、もしトランプ大統領が「ICCの逮捕状など関係ない」と公言するようになれば、 国際司法の権威自体が揺らぐ ことになり、これは民主主義陣営全体に悪影響を及ぼしますからね…。。⁉️

国際刑事裁判所なんてたいした実行力もないですからね…。。⁉️

Posted by 兄貴を慕うもの